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Shell Blog~環境衛生のエキスパートたちが書く、モノやコト~

2020.12.25

技術部通信 【フェロモンについて】

今回は「フェロモンについて」です。
業務を行う中で、以下のような質問がありました。

Q:当社の作業で、調査用トラップに特定の虫が大量に捕獲される事が…なぜ?
A:同一種類の虫が大量に捕獲されるのには、「フェロモン」が作用していると考えられます。
フェロモンとは…
体内で生成し体外へ分泌後、同種の別個体に一定の行動や変化を促す物質です。
「性フェロモン」 「道しるべフェロモン」「集合フェロモン」 「警報フェロモン」 などなど

Q:大量に虫が捕獲されると「何か誘引物質付けてあるの?」と、お客さんから聞かれる事があります。
A:「性フェロモン」「集合フェロモン」が作用している可能性が考えられます
チャバネゴキブリでいうと…
 ●生息範囲は大体数メートル程度。
 ●シンク廻りや熱源部等の生息場所を見つける。
 ●そこから「集合フェロモン」を出して集団で生活。
 ●外的から種を守るため、生殖活動を容易にする事が目的と考えられている。

虫の生体を知ることで、害虫発生のパターンを想定し、
お客さまへのより良い提案ができると考えています。


今回の【技術部通信】はいかがでしたか?
シェル商事・技術部メンバーは、これからも知識を蓄え、
皆さまのビジネスや生活に役立つ豆知識をお届けいたします!

リクエストや感想などがございましたら、
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