Shell Blog~環境衛生のエキスパートたちが書く、モノやコト~
2013.09.30
前回からの続きです。
「水中毒」になってしまう量の水分については、
体格や体調、また環境の違い等もあるため、
個人によって危険な水分量の数値は変わります。
医学的には、「腎臓が持つ利尿速度の最大数値(16ml/分)を
超えると、水中毒を引き起こす」と言われています。
ですが16ml/分を1時間で計算すると、960mlになります。
暑い時期であれば、中には1時間に水分を1?補給する方も
いらっしゃるでしょうから、同じペースで継続して飲まないように
すれば問題ないでしょう。
一般的に人が1日に必要とする水分は約2?と言われていますから、
それを極端に超える量(3?~)を摂取しなければ、
健康に影響はないと思われます。
実際、水を正しく飲む習慣をつけるだけでも、病気や老化のリスクは下がります。
水を飲む時最も大切なことは、回数を多くし、
1回に飲む量を少なく(200 ml程度)することです。
一度に大量の水分が入って来ても、身体の保水量は変わりません。
それどころか大量に飲むと大量の排泄が起こり、
大切なミネラル分も多く排泄してしまいます。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。
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