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Shell Blog~環境衛生のエキスパートたちが書く、モノやコト~

2014.09.30

「ポンプ小屋」の思い出

管理人のAです。
皆さまの中に、「陸田」用の「ポンプ小屋」
ご存知の方はいらっしゃるでしょうか。
ここでいう「陸田」とは、
ポンプで地下水を汲み上げて稲作を行う田の事です。
第二次大戦後関東地方中南部で普及したと言われています。
ちなみに、私は「水田とは川から水を引く田のこと」と、
親から教えられました。
故郷では陸田が当たり前で、
地下水をくみ上げるポンプが格納されたポンプ小屋
あちこちにありました。
※リンク先のポンプ小屋が、故郷でよく見るタイプの小屋です
井戸水(地下水)を使われたことがある方は
ご存知でしょうが、「夏冷たく、冬暖かい(と感じる)」ため、
とても重宝していました。
小学生のとき、夏期の登下校時には、
ポンプ小屋からの放水をそのまま飲み、
喉を潤したものです。
ですが今では“井戸水”でウェブ検索しただけで、
「注意」「メリットとデメリット」「衛生管理」などと書かれた
ページが並びます。
事実、化学物質や雑排水等の汚水の地下浸透による
汚染
が見受けられる所もありますので、
どこでも安心して井戸水を飲めるわけではありません。
弊社の水質検査室でも井戸水の検査は行っておりますが、
「またポンプ小屋の放水をそのまま飲んでみたい」と、
お盆に帰省した際、ポンプ小屋を見ながら思いました。

当社HPはこちらから→ www.shell-syoji.co.jp

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